2月22日午後、新宿・常圓寺で宮澤弘幸七十五回忌墓参を行い、北大OB、毎日新聞OBら20人が参加しました。 宮澤弘幸を追悼・顕彰するとともに、昨年10月に永眠した妹・秋間美江子さんのご冥福を祈りました。
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今日2月22日は、宮澤弘幸の命日です。七十五回忌になります。これに先立って、昨年10月25日、実妹・秋間美江子さんがコロラド州ボルダーで永眠されました。 宮澤弘幸は、軍機保護法違反の「スパイ」冤罪を晴らすことなく、そして先だった両親・弟の無念を抱えて、「スパイの家族」の汚名を晴らすために訴え続けてきた秋間美江子さんもこの世を去りました。 今年は宮澤弘幸が「スパイ」容疑で検挙されてから80年になります。また敗戦から76年です、戦争の無残・残酷を知る世代が絶える時代になってきました。それに反比例するように、「戦争への道」を公然と強行する政治がまかり通っています。それだけに、本会が積み重ねてきた「スパイ冤罪事件」に関するすべての資料と運動の軌跡を活用して欲しいと願うものです。
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昨年2020年は、レッド・パージから70年でした。 本会は「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相を糺す活動を通じて、戦後最大の人権弾圧事件である「レッド・パージ」があったことを想起しました。「事務局たより」第35号、第47号で提起して以降、レッド・パージ70年になる2020年中の刊行を目指して準備を進めてきた本書が完成しました。 菅政権の日本学術会議新会員任命拒否は、レッド・パージと同じ発想です。 警鐘を鳴らす意味でも、ご一読ください。全文PDFと各章PDFがあります。
「検証 良心の自由 レッド・パージ70年」は、右の本書写真かここをクリックしてください。
何とも形容のしようがない2021年がスタートしました。 コロナウイルス禍は、誠実に仕事をし、学び、そして日々暮らしている人々を直撃しました。 嘘つき安倍政権に変わった菅政権は、無知・無恥に加えて国民敵対の政治姿勢を隠そうともしていません。 困難ばかりが増幅していますが、1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。核兵器の非人道性を厳しく告発し、その開発、実験、生産、保有から使用と威嚇にいたるまで全面的に禁止する画期的な条約が実現したのです。 喫緊のコロナウイルス禍対策とともに、政治・経済・国際関係等々で課題が山積しています。 6月までの通常国会で、菅政権の暴走を阻止し、野党共闘で政治革新を実現するために、お互いに努力しようではありませんか。
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「事務局たより」第51号、12月8日「しんぶん赤旗」に掲載された荻野富士夫先生の「学問の自由と思想統制の歴史」をお届けします。 事務局はいま「検証 レッド・パージ70年 新聞の罪と居直りー毎日新聞を手始めに」冊子の刊行準備を進めています。 レッド・パージとは「GHQ,日本政府、企業経営者が複合して特定の職員・労働者を共産主義者および同調者と決めつけて解雇した不当労働行為で、良心の自由を侵した憲法違反(14,19,21,27条)の人権差別」です。 今年後半に出てきた菅政権の暴走は、70年を経て、再びレッド・パージではないかとの危機感が高まっています。 保阪正康氏は「日本学術会議への人事介入は『レッド・パージ』の再来である」(2020.10.25サンデー毎日)、牧太郎氏は「日本学術会議の任命拒否騒動も、コトの本質は『レッド・パージ』ではないか」(同202011.29)と警鐘を鳴らしています。 鬱陶しい2020年は間もなく終わります。 来る2021年、コロナウイルス・菅悪政の2つの「禍」を断ち切る1年にしたいと考えます。 そのためにも、どうかご自愛ください。
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「しんぶん赤旗」に掲載された荻野富士夫先生の「学問の自由と思想統制の歴史」は、ここをクリックしてください。
9年前の今日12月8日、北大生・宮澤弘幸さんが、「スパイ」容疑で特高に検挙されました。午後1時、有志で新宿・常圓寺に眠る宮澤さんの墓前に供花し、手を合わせてきました。 宮澤さん検挙と同時に、「スパイの家族」とされた妹・秋間美江子さんは、「私のような悲しい家族は二度と作らないでください」と訴え続けてきましたが、10月25日、コロラド州ボルダーで93歳の生涯を閉じました。 「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」発生から79年となるこの日、兄の「スパイ冤罪」と、「スパイの家族」の苦しみを訴えつづけてきた秋間美江子さんを追悼する冊子を発行しました。 「国家権力犯罪に“時効”はない」ことを再確認し、それを許さない決意を固めあう資料としていただきたいと考えます。
菅首相は、「国民のために働く」と宣言していますが、この国民とは一体誰なんでしょうか。沖縄辺野古基地建設は完成のメドがつかず、建設費用も不明という事態をどうするのでしょうか。温室効果ガスを2050年までにゼロにすると言いましたが、2050年まで生きているでしょうか。 加えて日本学術会議新会員6人の任命拒否です。暴挙にいち早く反応した田中優子・法政大学総長メッセージをどう受け止めたでしょうか。法政大学名誉教授の伊藤陽一さんの寄稿が訴えている「平和記念碑」の前に立ったことがあるでしょうか。菅首相の存在自体が「国家権力犯罪」の様相を呈しています。 “菅暴政”に立ち向かい、政権交代を実現する野党共闘構築を目指す行動の一翼を担いたいと考えます。 宮澤弘幸命日の12月8日、午後1時から新宿・常圓寺で墓参を行います。ご都合のつく方、いらしてください。
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9月15日、新・立憲民主党がスタートし、翌16日、「安倍政治を継承する」と宣言した菅内閣が発足しました。 朝日新聞世論調査によると、菅内閣支持は65%、政党支持率では、自民41%、立憲民主6%と、「安倍政治継承」が支持された形になっています。 これに先立って行われら安倍首相辞任表明後の朝日新聞世論調査では、「安倍政権評価―71%」となっています。 2012年に秘密保全法(当時)制定意図をもった発足した安倍内閣は、秘密保護法に続き、集団的自衛権行使閣議決定、安保法制=戦争法、共謀罪法を強行成立させ、嘘・改竄・隠蔽・私物化政治をごり押してきました。 その暴挙を支え続け、さらに継承するとした菅内閣を肯定する世?論とは一体なぜなのかと、考えざるを得ません。 しかしながらじっとしているわけにはいきません。 引き続き、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相を広めるとともに、「国家権力犯罪に“時効”はない」ことを再確認して、行動を継続していきます。
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安倍首相は8月28日、病気を理由に辞任を表明しました。病気理由の辞任とは言え、実質は安倍暴走政治が破綻した結果であることは間違いありません。2012年12月28日に発足した第二次安倍内閣は、「秘密保全法」立法を意図していました。 そこで、2013年1月29日に札幌で結成した「真相を広める会」は、その目的に「……二度と国家による非道が起こらないようにするため秘密保全法の立法策動を阻止すること」を掲げました。以来今日まで、特定秘密保護法、戦争法制、共謀罪法等々を強行成立させ、その総仕上げとして憲法改悪を企む安倍政権を糾弾する呼びかけと行動参加を継続してきました。 今後です。 添付資料で、中島岳志・東京大教授が「安倍内閣が未来の日本に与える影響は思いのほか大きい」と指摘しています。 中島教授が、本会編集発行の『引き裂かれた青春―戦争と国家秘密』から引用している「自主規制・忖度・同調圧力」の危険性を再確認して、引き続き活動を継続していきたいと考えています。
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最近の夏は、異常続きです。九州はじめ各地で豪雨被害に遭われたみなさんの日々を想像すると胸が締め付けられます。この7月は初めて台風が発生しないだろうと予測されています。加えてコロナウイルス禍です。 今年はレッド・パージ70年です。新聞通信放送分野では、70年前の明日・7月28日、49社で700余人が問答無用で社屋から叩き出されたのです。 いまなぜ、「レッド・パージ」なのでしょうか。2017年5月から「ビッグコミック オリジナル」で、山本おさむさんの「赤狩り」連載が始まりました。3年後の今月20日号で第71話まで展開しています。同じ年の11月、吉村英夫さんが大月書店から「ハリウッド『赤狩り』との闘い」を刊行しました。吉村さんはあとがきで次のように書いています。 2017年、「共謀罪」法案が通った。これはマッカーシー旋風下のハリウッドのことどもを思い出させる。テロ対策を口実に、あの監視と裏切りと密告、そして盗聴の時代が、私たちの国にも到来する不安を感じさせる。それは戦前の治安維持法体制の再来を意味するだろう。人と人とが信頼できない雰囲気を、国家が強引に作り出すのはさけなかえればならない。 コロナウイルス禍対策と称して、公的施設では、会議室貸し出しに参加者全員の住所・氏名・連絡先記載を義務づけが始まっています。「自粛警察」など異常が同調圧力が生まれています。この先には「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」が形を変えて強要されるのではないでしょうか。 「レッド・パージ」「赤狩り」は、決して過去の忌まわしい出来事ではないと思います。ご意見をお願いします。
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5月25日、アメリカジョージ・フロイドさんが警官に殺される。 6月30日、中国は香港国家安全維持法採択、即施行。 7月1日、ロシア憲法改正全国投票、プーチン大統領は83歳となる2036年まで継続可能に。 そして日本では7月5日、小池百合子東京都知事が再選される。 これらの出来事と並行して、コロナウイルス禍は、全世界で猛威を振るっています。 山極寿一・京都大学総長は「(新型コロナウイルスは)人間がこれまで安定していた生態系を開発によって破壊を進めたために起きています」「資本主義は自然が“文句”を言わないために自然を『搾取』してもいいと考えます」(しんぶん赤旗6.20インタビュー) ここ数カ月に起きていることは、山極総長の提起通りではないでしょうか。 世界のあちこちで起きている「国家権力による犯罪的行為」に対して、どう闘っていくかが問われていると考えます。 本号では、小池都知事の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」への追悼文拒否問題を提起しました。
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事件に寡黙と思われた「スパイ冤罪事件」の被害者ポーリン・R・S・レーンの「手記」が見つかりました。 検挙時の状況から、留置場・拘置所での扱われ方など、初めて知る事実を含み、本件解明の空白部分を埋めると同時に、「事実」とされてきたことを書き替える必要が生まれました。 そこで、2018年に発行した「総資料総目録」の「補遺2020年」版を発行しました。 全文を公開しますので、「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相を究め、二度と引き起こさせないための運動の一資料としていただきたいと考えます。
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「事務局たより」第45号をお届けします。 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の当事者の一人であるポーリン・レーンさんの手記がありました。 冤罪事件で弾圧された当事者の証言であり、貴重な第一級の史料です。 これによって、本会がこれまで発行した花伝社版「引き裂かれた青春」「総資料総目録」等の関連事項を訂正・補足する必要が出てきました。 その内容は、近く「総資料総目録補遺2020年」と題した冊子にして発行します。 6月中には発行し、本会ホームページに全文を掲載します。 本号はその概要です。 今回の史料発見の経緯等については、本「たより」でも「出典の背景と検証」の項で、概略を説明してあります。 コロナウイルス禍は経済・雇用・教育等々の、国民生活のあらゆる分野で新たな困難をもたらしています。 加えて、腐敗極まるアベ政権の存在です。 今こそ、真っ当な政治の確立が必要です。 今日から6月、コロナウイルス感染に警戒しつつも、政治革新へ努力を続けましょう。
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憲法9条壊すな実行委員会などは、同法案を衆院内閣委員会で強行採決する動きが高まったことから、5月19日に、国会議員会館前で「5.19緊急国会議員会館行動」を呼びかけました。 ところが、ツイッター世論の高まりと、松尾邦弘・元検事総長ら14人の検察OBの断固たる意見書等を受けて、政府・与党は、18日、検察庁法法改正案の今国会での成立を断念しました。 しかし、政府・与党は、秋の臨時国会で成立させることを公言しています。 このため、断固廃案させるまで、闘?いを継続する意味で、当初予定していた抗議のスタンディング行動から緊急集会に切り替えました。 本会事務局は、新聞OB,千代田区労協と協力して、この行動に参加しました。 その行動特集の号外です。 コロナウイルスは、少しおとなしくなったようですが、まだまだ油断できません。 感染に注意しつつ、引き続き、アベ政権打倒へと闘いを継続・発展させましょう。
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安倍首相は、「検察庁法の一部改正」案を、強行採決しても成立させようとしています。 これに危機感を持った多くの国民が、一斉に反対の声を上げています。 ネットでは「#検察庁法改正案に抗議します」の署名が空前の賛同者となっています。 私たちは、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相を探る取り組みを通じて、国家権力による弾圧の先には戦争が待ち構えていることを知りました。 太平洋戦争前夜、軍機保護法改正にあたって、「軍事上の秘密なることを知りて之を侵害する者のみに適用すべし」と付帯決議をしても、実際には全く意味をなさず、宮澤弘幸やレーン夫妻が重罪に陥れられたのです。 嘘・改竄・隠蔽を重ねている安倍首相の下で、命を絶って抗議した赤木俊夫さんを思うとき、悪事を暴く検察官人事を言いなりにしようとする安倍首相の「悪事」を断固認めるわけにはいきません。 今日予定されている衆院内閣委員会で、松本文明委員長に対して、慎重審議を求める要請書をFAX送付しました。
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「事務局たより」第44号をお届けします。 最初に、「コロナウイルスから人類への手紙」をご覧ください。 毎日新聞OBのTさんが転送してくださいました。 身近かことから地球規模にいたるまで、思い当たることばかりではないでしょうか。 「事務局たより」本号は、2冊の本の紹介です。 コロナウイルス禍の中、アベ政権は、緊急事態条項を盛り込む憲法改悪の意図を隠していません。 国家権力犯罪に対する警戒は、ますます重要になってきていると考えます。 今日はメーデー。 1886年5月1日に全米労働者が立ち上がってから134年、日本で第1回メーデーが上野公園で開催されのが1920年。 記念すべき第91回メーデーは、残念なが集会もデモのできませんが、自粛しつつも、アベ政治に対する警戒・監視をさらに強化していきたいと考えます。
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「事務局たより」第43号をお届けします。 本号は、文字ばかりで読みずらいと思いますが、監視社会の現状をしていただきたく、海渡雄一弁護士のご協力をいただいて、特集しました。 「真相を広める会」は、2013年1月に札幌結成し現在も活動を継続しています。 その目的は、スパイ冤罪事件に陥れられた宮澤弘幸さんの名誉回復と、前年暮れに発足した第二次安倍内閣が画策している「秘密保全法」(当時の名称)成立阻止でした。 この「秘密保全法」は、「特定秘密保護法」と名称を変えて、2013年12月6日成立を強行され、2014年12月10日施行、現在に至っています。 成立はしましたが、現在もなお廃止を求める運動の継続によって、同法違反事件の発生を阻止しています。 しかしながら、この7年間、政府の国民監視システムの構築は、質量とも巨大かつ陰険になっています。 その一つが、本号で特集した官邸と内閣情報室を警察官僚が完全に支配しているという現実です。 そして2020年五輪を契機に、テロ阻止を大義名分に、個別情報収集からすべての情報収集体制を確立しようとしています。 JR東日本は、1200駅のホームや改札の監視カメラを約2万2000台に増設して24時間監視し、非常時には警察に伝送します。 東京五輪では、大会関係者30万人の会場入場時の本人確認にNECの顔認証システムを採用するとされています。 コロナウイルスはまだ猛威を振るいそうです。 予防とともに、自粛要請の裏で画策されている緊急事態宣言も監視をしていきましょう。
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新型肺炎問題をめぐる安倍政権の対応にはさまざまな問題があります。 しかしこれを機会に「非常事態措置法」を成立させようとする策動が進行中と報道されています。 国家権力の悪辣さを徹底的に暴露し、粉砕していくことが必要だと思います。 下記の署名運動が始まっています。ご賛同を!!! 「新非常事態特措法」反対署名運動 本号では、植村裁判東京訴訟の東京控訴審敗訴と宮澤弘幸さん顕彰・追悼墓参を特集しました。 春です。 しかし、およそ陽春の雰囲気がない世界と日本の現実を見据えて、立ち向かっていきたいと思います。
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「事務局たより」第40号でお知らせしました2月22日「2.22宮澤・レーン事件を忘れぬつどい」は、主宰の「宮澤・レーン事件を忘れない! 北大・戦後世代をつなぐ会」が、新型肺炎対策として、中止を決定しましたのでお知らせします。 なお、宮澤弘幸さん墓参は、13:00から新宿・常圓寺で行います。 ご都合がつきましたら、ご参加ください。
1月20日、通常国会が始まりました。 安倍首相の所信表明、〝さくら疑惑〟に対する答弁、東京高検検事長定年延長閣議決定等々は、これまでの暴走をさらに加速させる事態になっています。 行きつく先に憲法改悪を企図している安倍政権の暴走阻止へ、これまでにない闘いが求められています。 「事務局たより」第40号でお知らせしましたように、宮澤弘幸さん命日の2月22日、 13時から新宿・常圓寺で墓参を行います。 13:30からは、同寺内で「北大・戦後世代をつなぐ卒業生の会」主宰の集いが開催されます。 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件は、国家権力による犯罪です。 安倍政権が野望達成のために、再び国民に襲いかかろうとしている今、繰り返させない決意を固め合いたいと思います。
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2020年を迎えました。 「事務局たより」第40号をお届けします。
「自衛のために自衛隊が存在しているのだから憲法に明記すべき」 「現実との乖離は解消すべきだ」 「平和を望むが武力で守らざるを得ない事態にも備えなければ」 「一国では守り切れないので、集団的自衛権が必要」 「湾岸戦争では、自衛隊を出せずに世界から非難されたので、ちゃんと貢献できるように憲法改正をした方がよい。ただし国連決議がないような不法な戦争は毅然として断る」 (2019.12.30東京革新懇mailfaxニュースから)
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12月8日、宮澤弘幸が眠る新宿・常圓寺に墓参してきました。 この日の「しんぶん赤旗」は、ドイツのメルケル首相が6日、アウシュビッツ強制収容所を初めて訪問したと報じています。 メルケル首相は、アウシュビッツでのユダヤ人虐殺を「あらゆる理解を越えた犯罪」「われわれは罪を記憶し続ける責務を負っている」と話し、人種差別や不寛容が広がる現代こそ、この教訓を「名言すべきだ」と訴え、施設の保存に、独政府から6000万ユーロ(約72億円)を寄付すると表明したとのことです。過去にはシュミット首相が77年、コール首相が89年と95年に訪問したとあります。 日本政府は、軍機保護法で命を奪われた宮澤弘幸はじめ、すべての治安維持法犠牲者に対して、謝罪し償うべきです。さらに中国、韓国を訪問して、侵略戦争犠牲者に謝罪すべきです。そんな政府を実現させるために「国家権力犯罪に“時効”はない」と訴え続けて行きたいと思います。 まもなく来る2020年をそのためのスタートにしたいと思います。
アベ政権の腐敗・堕落は底なしの様相です。しかしこうなるまで、この政権を倒すことができなかった現実にもどかしさを感じることも事実です。 2012年秋に発足した第二次安倍政権の秘密保護法、戦争法、共謀罪法、そして、屈辱極まる対米従属、日ソ領土、日韓などの政治的なテーマで、なぜ、国民の怒りを結集することができなかったのでしょうか。 サクラ騒動で世論調査の支持率は下がりつつあります。こんどこそ、この世論をさらにたかめ、「アベ政治を許さない」を貫徹したいと思います。 12月8日は、宮澤弘幸が国家権力によって自由を奪われた日です。 不当弾圧への抗議をこめて、10:00に新宿・常圓寺に墓参します。 ご都合のつく方、いらしてください。
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1946年11月3日、新憲法が公布され、翌年1947年5月3日、施行されました。 公布から73年となったこの日、1万人が結集した「11.3憲法集会in国会前」では、沢山のスローガンが掲げられました。 そこには、「安倍改憲阻止」に加えて「東北アジアに平和・友好」が掲げられました。 そして韓国の市民代表は「日本国憲法は戦争を防ぎ、平和を守ろうとする世界でもっとも立派な憲法」だとアピールしました。 寒くなります。 台風で被災したみなさんへの支援とともに、「野党共闘」を前進させ安倍政権打倒の決意を固め、行動を発展させましょう。
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安倍政権の暴走に対して怒りをこめて、表題の新冊子を発行しました。 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相を追及すればするほど、国家権力犯罪の悪辣さが明らかになってきました。 そこで、「国家権力犯罪に“時効”はない」との視点から、国家権力犯罪をとらえ直し、それに立ち向かう運動の構築を目指すべきだと考え、発行することにしました。 ぜひご覧の上、ご意見・ご感想をお寄せください。「事務局たより」で紹介させていただきます。
内容は右の冊子表紙写真をクリックしてください
前川喜平さんが東京新聞日曜日付に連載している「本音のコラム」で、萩生田新文科大臣を事実に基づいて冷静に、厳しく批判しています。 9月15日「萩生田氏と加計学園」、22日は「萩生田氏と教育勅語」(本号3面)、そして29日は「萩生田氏と表現の自由」。三週連続です。 前川さん古巣の文科省に乗り込んできたこと、腹に据えかねているのだと思います。 10月4日から臨時国会です。 国会論戦と、総がかり行動で「「アベ政治を許さない」圧倒的な世論を喚起していきたいと思います。
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96年前の1923年の今日、日本列島は関東大震災に襲われました。 その際、出所不明の流言飛語で惑わされた日本人が各地で、朝鮮人数千人を虐殺する事態が起きました。 いま、韓国との外交関係が難しくなっています。安倍政権は韓国を一方的に非難し、国民もそれを支持する風潮が高まっています。マスコミ、とりわけテレビは、韓国叩きが際立っています。 関東大震災時は、人から人へ、口から口への流言飛語が真相を隠しました。瞬時に世界の動向を知ることができる現在、マスコミこそが徹底して事実を明らかにすベキです。そしてその事実が歴史の審判に耐えられるかをしっかりと検証すべきです。 韓国ソウルにある慰安婦「記憶の場」公園にある円形の碑には、「記憶されない歴史は繰り返される」と刻まれています。 1985年、ヴァイツゼッカー独大統領は「荒れ野の40年」演説で、「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」と演説しました。 安倍政権にこうした視点からの歴史観があるでしょうか。 秋です。夏バテを癒し、「アベ政治を許さない」行動を継続・発展させましょう。
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2019参院選は、与党が多数を占めたとはいえ、3分の2を下回り、憲法改悪野望にストップをかけることができました。 しかし安倍政権は、憲法改悪策動を断念したわけではありません。側近に、衆院議長交代を言わせ、無所属や他党派を切り崩しても3分の2確保を狙っています。 さらに、秘密保護法、戦争法制、共謀罪を手にした、安倍政権は、徹底した国民弾圧とセットで正義と道理に反する悪政を強行しようとしてくるでしょう。 そう考えた時、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相を広める活動を通じて確認した、国家権力犯罪への警戒をさらに高めていくべきだと考えます。 そこで、「事務局たより」は、「国家権力犯罪に“時効”はない」シリーズを開始します。ご意見をお寄せください。
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<声明>『〝韓国は「敵」なのか〟』は、ここをクリックしてください。
安倍政権の憲法と国民生活破壊の暴走は、もうメチャクチャです。 安倍首相みずから憲法敵視を公言し、憲法のもとにある法律や行政ルールを自分勝手に解釈して守ろうとしません。 こうした政府の姿勢と事実は、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件と同質の「国家権力による犯罪」ではないでしょうか。 前川喜平さんは、覚悟を決めて安倍政権に立ち向かおうとしているようです。 前川さんの講演記録はちょっと長いですが、話されている言葉の端々からそんな決意を感じます。これまで匿名で書いていたツイッターも実名にして訴えています。 ちょっと長いですが、お読みください。 間もなく盛夏です。 参院選でアベ政権にギャフンと言わせたいと思います。
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前川喜平さんの講演記録は、ここをクリックしてください。
竹内良男さんが主宰している<ヒロシマ連続講座>第77回で「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」を紹介し、「国家権力犯罪に時効はない」と訴えました。
よびかけはここをクリックしてください。
当日配布したレジュメはここをクリックしてください。
文在寅韓国大統領がドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙に投稿した「平凡さの偉大さ 新たな世界秩序を考えて」が、感動的です。 「正義と公正の中でのみ、平凡な人々が世界市民に成長できます。今はまだ何もかもが進んでいる最中のようですが、人類が歩んできた道に新たな世界秩序に対する解決策があります」との提起が世界に広がっていくことを期待しましょう。 沖縄県が取り組んだ『他国地位協定調査について(欧州編報告書概要)』もご紹介します。『他国地位協定調査について』は、ここをクリックしてください。 翁長雄志沖縄県知事が、亡くなる直前まで訴え続けたいた「日米地位協定見直し」は、これからの安倍政権の暴走と対峙する運動の重要なテーマにすべきです。
「事務局たより」第33号は、ここをクリックしてください。
第198回通常国会前半が終了しましたが、国権の最高機関である国会に対する安倍政権の対応は、異常極まると言わざるを得ません。 安倍政権は、すでに秘密保護法、共謀罪法を成立させて国民弾圧システムを構築し、その上に国権の最高機関たる国会無視を強行しているのです。 対米従属政治を恥じない安倍政権の行きつく先には、再び国民弾圧と戦争への道が待ち構えていると言って過言ではないでしょう。 本号は、没後90年を迎えた山本宣治に対する国家権力犯罪を特集しました。 国家権力犯罪に時効はありません。その視点から、国家権力犯罪である宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相をさらに広め、警鐘を鳴らしていきます。
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快晴の3月9日、東京から京都までの各地で、「かんにん袋の緒が切れた!『戦争する国』ゴメン、政治を、変えようぜ!」と「東海道五十三次いっせいアピール」が行われました。 東京では、東海道の出発点・日本橋でマスコミ九条の会のメンバー50人が参加しました。
2月22日の宮澤弘幸追悼顕彰墓参と北大OBのみなさんが主催した「宮澤・レーン事件を考える集い」を特集しました。
「事務局たより」第31号は、ここをクリックしてください。
宮澤弘幸73回忌の2月22日、新宿・常圓寺で宮澤弘幸顕彰追悼墓参と、「宮澤・レーン事件を忘れない!北大・戦後世代をつなぐ卒業生の会」主催の「宮澤・レーン事件を考える集い」が開催され、約60人が参加した。 安倍政権は、憲法9条改悪のために、再び国家権力による国民弾圧を引き起そうとしている。 この時にあたって「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相を広める活動を引き続き継続していきたい。
第198回通常国会が始まりました。安倍政権が、憲法を改悪して、国民を弾圧し戦争への道に引きずり込もうとしている以上、「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相を広める行動をさらに継続していきます。 2月22日に行う宮澤弘幸顕彰・追悼墓参は、時間を30分繰り上げ、12時30分から13時30分に行います。13時30分からは、「宮澤・レーン事件を忘れない!北大・戦後世代をつなぐ卒業生の会」主催の「宮澤・レーン事件を考える集い」が行われます。 ご都合のつく方、ご参加ください。
「事務局たより」第30号は、ここをクリックしてください。
2019年.あけましておめでとうございます。 「事務局たより」第29号をお届けします。 昨年を表す文字は「災」でした。自然災害は完全に避けることはできません。しかし政治の「災」は、変えることができるはずです。 この一年、そのために「真相を広める会」は、できること、やるべきことを継続していきたいと思います。 2月22日の宮澤弘幸命日には墓参を行います。当日、北大OBのみなさんは、「たより」2面にあるように集いを開催します。ご都合のつく方は、ご参加ください。
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「捏造記者」攻撃と闘う植村隆さんを全面的に支援してきましたが、札幌訴訟では敗訴となりました。東京訴訟も11月28日に結審。来年3月20日に判決が出ます。 植村さんに対する攻撃は、安倍暴走政権を支えている歴史修正主義者というより、“言論テロ”勢力の仕業だと言わざるを得ません。 その行き着く先には、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件のような弾圧が待ち受けていると考えます。東京訴訟で勝利判決を手にするために、引き続き支援していきます。異常気象に加えて、安倍政権の暴走極まる一年でした。来る2019年、新たな決意で闘いを継続しましょう。
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11月9日、札幌地裁民事第5部・岡山忠広裁判長は、植村隆・元朝日新聞記者の名誉回復訴訟に対して、請求棄却の不当判決を下した。植村裁判を支える会と弁護団は「不当判決に対して控訴する」と以下の声明を発表した。「真相を広める会」は、控訴審での逆転勝利を目指して、引き続き断固支援する。
植村裁判を支える会と植村裁判札幌訴訟弁護団の声明はここをクリックしてください。
沖縄知事選で玉城デ二―さんが圧勝したこと、沖縄県民のみなさんに感謝と激励の言葉を贈ります。官邸・自民公明のなりふり構わぬ介入・干渉に、居ても立っても居られない思いは、みなさんも同様ではなかったでしょうか。そんな中、9.22「うまんちゅ大集会」での翁長樹子さんの訴えは、安倍政治を憂える多くの方々、あるいはなかば諦めていた方々の心に響いたと思います。 玉城デ二―さんの当選は、間違いなく安倍政権の暴走をストップさせる第一歩です。例年にない酷暑のなかで安倍政権打倒への力が蓄えられていたのだと思います。 かつてない政権側の選挙介入と台風襲来をものともせず闘い抜いた沖縄のみなさんに重ねて感謝すると同時に、安倍政権打倒への決意を新たにして、闘いを前進させていきたいと思います。
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酷暑の夏。西日本豪雨被災者のみなさまのご苦労はいかばかりかと想像しています。 藻谷浩介さん(日本総合研究所主席研究員)が、7月29日毎日新聞「時代の風」で、「『結果がすべて』の風潮、不成功後付けで正当化」と題して、最後につぎのように書いています。
結果を見て記憶を書き換える支持者たちが甘やかす官邸に、勝てずとも挑む与野党政治家の存在は、途中経過をないがしろにしない日本になるために、何より重要だと筆者は考える。 第196通常国家の結果は、安倍政治の腐敗と、政治・経済・外交政策の失敗以外のなにものでもないと思います。そうである以上は、断固として安倍内閣を退陣させるべきだと考えます。
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堀田善衛が南京大虐殺を被害者の中国人の視点から書いた『時間』(岩波現代文庫版2015.11.17発行)の解説で辺見庸さんは、次のように書いています。
歴史認識という、おそらく人智のみがなしうるすぐれて高度な思考作業は、げんざい、国家間の利害を反映する政治的な行為にすりかえられ、政治利用されることがしばしばであり、南京大虐殺にかんしてもまたその例外ではない。過去をどうふりかえるかは、本来政治に統制、左右されるものではないにもかかわらず、である。 そして最後に、堀田善衛のホメロス「オデッセイ」の訳注引用エッセイを紹介した後…… ……未来は背後(過去)にあるのだから、可視的過去と現在の実相をみぬいてこそ、不可視の未来のイメージをつかむことができる、というわけだ。あったものがなかったと改竄された時間では、背中からおずおずと未来に入っていっても、なにもみえないはずである。戦慄せざるをえない。 トップの言動をすべて認め、忖度し、つき従っていく官僚と与党議員の姿がダブってきます。再び戦争への道へ国民を引きずり込もうとしている安倍政権には、南京大虐殺も沖縄の現実もまったく見えないのでしょう。いや見ようともしないのです。
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阿部岳・沖縄タイムス記者が、週刊金曜日2018.6.1号「政治時評」で次のように書いています。 「率直に言って、沖縄は追い込まれている。……長い闘いで疲労もたまっている。沖縄の力だけで食い止められる段階はもう過ぎたのかも知れない。政府が強行突破を続けてこられたのは、そうしても内閣支持率が下がらないことだ。今こそ本土の人々には、無関心が沖縄での不条理を可能にしていることを思い起こして欲しい。何かひとつでも、行動してほしい」 この叫びにどう応えるべきでしょうか。
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5月1日メーデー、5月3日憲法集会でした。 風薫る季節も何のその、安倍首相、麻生財務相の政治姿勢は、醜悪そのものです。 「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるもの」(日本国憲法)との自覚は一片も持ち合わせていません。 赤川次郎さんは、5月2日毎日新聞夕刊特集ワイドで「憲法はそこにあるだけじゃだめなんだ。守る努力をしなければ、何の意味もないのだ」と言っています。 今、安倍暴走政権退陣を求めることが、憲法を守る第一歩です。 さらに声を上げ、行動を続けたいと思います。
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4月14日、国会議事堂前。5万人が結集し、安倍政権退陣を実現させる決意を固め合いました。 この日、米英仏三カ国は、アサド政権が化学兵器を使用したと根拠もなく決めつけ、シリアに対する空爆を行いました。これに関して安倍首相は、即座に支持を表明する始末です。 国民の意思と世界の動向を冷静に分析して、ベストの道を選択することこそ、今必要ではないでしょうか。 若葉の季節。引き続き安倍暴走政権を退陣させるために、声を上げ、行動に参加していきましょう。
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本号は、植村隆さんの名誉毀損裁判札幌訴訟特集です。 財務省公文書改竄問題。毎日新聞・日曜くらぶ(2018.3.25)で、海原純子さんが次のように書いています。 研究機関で論文の書き換えが行われた場合、本人はもとよりその部署の責任者、多くの場合は研究機関の長が辞職する。研究論文を書いたのが「長」でなくても、研究者を監督できなかった責任が「長」にはある。 朝日新聞OBの田岡俊次さんは、週刊金曜日(2018.3.30)で、「野党とメディアは犯罪性を追及すべきだ 公文書偽造と行使は騒乱首謀者並みの犯罪」と書いています。 犯罪の認識すらない安倍首相に政治を担う資格は絶対にありません。 今年のサクラ。咲いて散るのが例年より早いようです。 安倍政権への天からの警鐘ではないでしょうか。
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公文書改竄問題が焦点になっています。 佐川前理財局長が証人喚問された3月27日正午から国会議員会館前で、「安倍・麻生の国家私物化糾弾! 文書改ざんを許さない緊急行動」が開かれ、水久保文明さんと一緒に参加してきました。 午前中の喚問が終わった段階でしたが、冒頭から証言拒否の連続でした。予想されていた事態ではありますが、これで安倍首相の責任を免罪してはなりません。 安倍首相の嘘・隠蔽に加えて、卑怯極まる政治姿勢と改竄という犯罪を犯した責任を徹底追及すべきです。
前衛俳句の金子兜太さんが、2月20日、98歳で亡くなられました。 ジャーナリストの岩垂弘さん(元朝日新聞)が、「平和への執念は極限の戦争体験から」と題して「リベラル21」に追悼文を書いています。
安倍政権は2014年7月、自衛隊が他国の軍隊と一緒に戦えるようにするために憲法9条の解釈を変えて集団的自衛権行使容認を閣議決定し、それを法制化した安保関連法案を15年に国会へ提出した。これに反対する多くの人たちが国会周辺につめかけたが、その人たちが掲げるプラカードには『アベ政治を許さない』の文字が躍っていた。これは、作家・澤地久枝さんの求めに応じて金子さんが揮毫したもので、安保関連法反対のシンボルとなった。 金子さんとしては、「今こそ、平和のために声をあげなくては」という危機感の発露であったのだろう。 金子さんのモットーは「捨身飼虎(しゃしんしこ)」。自分を捨てて、人のためにいきる、という意味という。どこまでも他人に優しく、他人を思いやる人だった。
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本会事務局は、これまでの活動で知り得た「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」に関するすべての資料と活動経過を一冊の本にまとめました。 いま、安倍政権は国民を戦争への道に落とし込む憲法9条を完全否定する方向に暴走しています。その時にあたり、「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相をさらに広く訴えることが急務だと考えます。 「総資料総目録」全文をホームページで公開します。ご活用ください。
全文は、右の本書表紙写真をクリックしてください。
佐高信・松元ヒロ共著『安倍政権を笑い倒す』の中で、佐高さんは、北海道北洋銀行頭取・武井正直さんが「バカな大将、敵より怖い」という言葉を残したと紹介しています。今「バカな大将」は?  さらに、総理大臣・西園寺公望に招待された夏目漱石が、「時鳥厠半ばに出かねたり」と手紙の最後に書いて断ったと書いています。  今、著名?な芸能人が、誰かさんに呼ばれて、飯を食ったと言うニュースがチョロチョロ流れています。  憲法改正国民投票になったら、政府の手先にしようという魂胆でしょう。寅さんならきっと、「冗談言っちゃぁお終いよ」というでしょう。  安倍政権の暴走、徹底的に批判し、笑い飛ばして、叩き潰しましょう。
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来る新年、間違いなく憲法9条改正が最大のテーマになります。  傲慢かつ不正極まり、何よりも自らの野望を遂げるために、人間としてもっとも恥ずべき卑怯極まる手段を弄している安倍首相には、そもそも国の最高規範である憲法を改正する資格は絶対にありません。  この安倍政権に鉄槌を与えるためにも、かれらの改正意図を徹底的に批判し、憲法9条に込められた平和希求への崇高な理念を、今こそ堂々とアピールしていくべきだと考えます。  来る新年、そのために「真相を広める会」も微力を尽くしたいと考えています。  来る新年、お互いに元気で迎えましょう。
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76回目の「12月8日」、在京の「真相を広める会」会員5人で、新宿・常園寺に眠る宮澤弘幸の墓前にお花を手向け、宮澤弘幸が陥れられた「12月8日」を繰り返させない決意を固め合いました。  来る新年、安倍改憲策動がますます加速されそうです。これをストップさせるために、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相を一人でも多くの人々に知ってもらう努力を継続していきたいと考えています。
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激動の10月でした。総選挙結果について、さまざまな議論がなされています。毎日新聞客員編集委員・牧太郎さんはブログで「一部の、ホンの一部だが、日本人は馬鹿だった。『安倍の策謀』に騙された。その策謀に、極右の小池さんが加担した。そして、リベラルを排除して、野党を分断した。『排除』とはナチスの『得意技』である。このままでは、日本はナチスになるだろう」と警鐘を鳴らしています。(たより4面に全文紹介)  11.3国会包囲大行動は4万人が結集しました。しかし戦争法反対運動で、2015年8月30日に12万人が結集した国会包囲行動には届いていません。憲法改悪阻止のためには、さらなる運動が必要だと思います。
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安倍政権は、野党の臨時国会開催要求を踏みつぶした上で開催する臨時国会で所信表明はじめ一切の議論を封じて、冒頭に解散するという暴挙強行が、濃厚になってきました。 国会では国民にウソをつき通し、国連では北朝鮮に圧力、圧力を連呼。北朝鮮の暴挙をテコに、自衛隊を一気に戦場にさらそうとしています。 今こそ、憲法が掲げる「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」、道理ある解決への道を確立することだと考えます。 9.15日比谷野音集会、9.19国会正門前行動につづいて、安倍政権打倒への行動が続々と提起されています。 秋、意気高く安倍政権打倒へと立ち上がりましょう。
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核兵器禁止条約を嘲笑う北朝鮮の核実験強行――。 野党の臨時国会開催要求を拒む安倍政権の憲法違反――。 内外で正義と道理を踏みにじる事態が引き起こされています。 この事態は戦争では絶対に解決することはできません。 今こそ「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」、正義と道理に基づく行動を提起し、実現を迫ることが必要だと考えます。 その立場から、安倍政権暴走の核となっている「秘密保護法」「戦争法」「共謀罪法」の即時断固廃止を求めるために、千代田区労働組合協議会と協力して、宣伝リーフレットを作成しました。 タテに二つ折りし、さらに横に二つ折りすれば、ハガキ大になります。秋。月末から臨時国会です。安倍政権打倒の力を結集しましょう。
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戦争法成立に抗議して継続している「19日行動」。8月19日のこの日は、開会と同時に雷鳴と豪雨に襲われました。しかし2400人の参加者は、ほとんどがびしょぬれになって最後まで結集していました。事務局も会員4人と一緒に参加しました。 核兵器禁止条約が成立した今年、安倍首相の広島・長崎での平和集会挨拶のほとんどが昨年と同じという不誠実さです。真摯に国民と向き合う姿勢のかけらもありません。 長崎の被爆者は「どこの国の総理か!」と迫ったとのことです。異常気象の8月でした。体調を整えながら、安倍政権打倒へとまた一歩を積み上げましょう。
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7月18日、105歳で亡くなられた日野原重明さんは、憲法について、次のように書いているとのことです。 憲法改正を訴える人たちは、この憲法をアメリカに押し付けられたものだと言うのですが、憲法は私たち国民の合意のもとで制定されたものです。その憲法を私たち国民はしっかり順守し、実践してきたと言えるのでしょうか。 ウソと奢りで暴走を続けてきた安倍政権は、支持率が低下しても、来年12月まで衆参両院で3分の2を維持している間に、憲法改悪を画策しています。 暑い夏ですが、安倍政権の暴走仕上げを許さぬためのあらゆる行動に参加していきましょう。
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昨日7月11日、共謀罪法が施行されました。しかしこの日から、共謀罪廃止への闘いがスタートしました。暑い夏です。安倍暴走政権打倒へ、決意を新たに行動を積み重ねましょう。
いま日本には、民主主義のかけらも理解できない政府が存在しています。共謀罪強行成立を策した政府は、自らの政策に自信を持てないことを天下に示しました。加えて「治安維持法は敵法であった」と言う恐るべき発言がなされ、それが取り消されていません。恐怖を覚えます。怒りに震える思いです。でも負けてはいられません。「安倍暴走内閣打倒!」の大運動を起こしましょう!
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“共謀罪”緊迫してきました。安倍暴走政権は、今日14日にも参院法務委員会審議をふっとばして、参院本会議に上程し、一気に成立させようと画策しているとの情報です。昨日13日の日比谷野音集会と今日14日正午からの国会議員会館前行動について、「号外」でお知らせします。安倍暴走政権は断固許さない決意を固め、あきらめずに行動し、発言していきましょう。
6月10日、国会議事堂は18000人に包囲されました。12日からの週、共謀罪法案をごり押ししようとする安倍政権との対決がヤマ場になります。宮澤・レーン・スパイ冤罪事件を上回る国民弾圧の武器となる共謀罪は、断固粉砕するのみです。声を上げ、行動に参加しましょう。
国会会期末を控えて、参院法務委員会が緊迫してきました。13日にも「共謀罪」法案の採決を強行するとの動きです。6月2日参院法務委員会で、治安維持法犠牲者救済と名誉回復を求めた畑野君枝議員の質問に対して金田法相は「(同法は)適法に制定され、勾留・拘禁、刑の執行も適法だった」とし、「損害を賠償すべき理由はなく、謝罪・実態調査も不要だ」と答弁したのです。安倍暴走政権はここまで来ています。虐殺された小林多喜二は何と思うでしょうか。「共謀罪」断固廃案にさせましょう。
自公与党と維新は、5月23日、衆議院で〝共謀罪〟法案を可決しました。内外から徹底批判されているこの国民弾圧放棄の可決に断固、抗議します。その怒りを込めて、そして参議院では徹底審議の上、廃案にするよう、さらに運動を強化しましょう。千代田区労協と連名で作成した「共謀罪反対リーフ」を、参議院では徹底審議の上廃案を要求する内容のビラに作り替えました。暑い夏。共謀罪成立阻止へ、沖縄のみなさんと連帯して闘いましょう。
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「共謀罪、断固反対」のビラはここをクリックしてください。
安倍暴走政権は、〝共謀罪〟について、衆院法務委員会で強行採決しようとしています。5月16日夕刻、「共謀罪廃案・安倍政権の改憲暴走を止めよう! 5.16大集会」が日比谷野外音楽堂で開かれ、4200人が結集しました。
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去る2月19日に「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」全資料目録草稿を公開しました。以後、さらに資料等収集してきましたが、それら新資料を加えて、「草稿第2版」をまとめましたので、公開します。引き続き、資料等収集を継続しますので、お寄せください。
草稿第2版はここをクリックしてください。
安倍暴走売国政権は、衆議院法務委員会で「共謀罪」審議を強行開始しました。開会当初から刑事局長答弁を強要するなど異常そのものです。怒り心頭、切歯扼腕です。この政権は打倒するしかありません。捏造記者批判と闘う植村隆さんは韓国で、5ヵ月にわたる不当逮捕から釈放を勝ち取った大城博治さんは「今こそ立ち上がろう」と、意気軒昂です。「あきらめない!」「負けてたまるか!」です。若葉萌える候、できる行動に参加し、安倍暴走売国政権を打倒しましょう。
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日比谷野外音楽堂に3500人が結集し、沖縄平和運動センター議長の大城博治さんを迎えて、共謀罪と合わせて、安倍政権の暴走を許さない決意を固めました。
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千代田区労協と連名で制作した「〝共謀罪〟断固反対!」リーフレットは、これまでに5000枚宣伝しました。政府は高まる反対の声を無視して、3月21日に閣議決定して国会に提出しました。「共謀罪」は、国家権力にとって、再び「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」を引き起こす凶暴な武器になります。何としても粉砕しましょう。その決意を込めて、一部改訂したリーフを作成しました。さらに宣伝しましょう。
共謀罪断固反対リーフ、改訂版はここをクリックしてください。
3月21日、政府は「共謀罪」法案を閣議決定し、衆議院に提出しました。これまでの国会審議、弁護士・学者のみなさん、そして市民と野党の徹底批判によって、政府が言う立法意図は完全に崩壊しているにも関わらずです。再び「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」を引き起こさせないために、何としても「共謀罪」の成立を阻止したいと考えています。 私たちも支援している植村隆・元朝日新聞記者が「捏造記者」攻撃と闘っている植村裁判の東京訴訟第8回口頭弁論と報告集会のご案内もお届けします。 陽春です。力を合わせて「共謀罪」策動を粉砕しましょう。
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植村裁判の東京訴訟第8回口頭弁論と報告集会のご案内はここをクリックしてください。
安倍暴走政権は、今国会で「共謀罪」を画策しています。宮澤・レーン・スパイ冤罪事件が再び引き起こされる「凶器」です。力を合わせて成立を阻止しましょう。
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2月22日午後、新宿・常圓寺で宮澤弘幸顕彰・追悼墓参を行いました。北大OBOG、「真相を広める会」会員ら約30人が参列しました。その後、同寺内で開催された「北大OBOGのつどい」には、約40人が参加。再び宮澤・レーン・スパイ冤罪事件を引き起こさせないために、共謀罪策動に断固反対する決意を固め合いました。2月23日付毎日新聞と北海道新聞が報道しました。
墓参写真と新聞記事はここをクリックしてください。
2013年1月に発足した本会が「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相」を追及する活動の中で取得した全資料の目録=草稿=を作成しましたので、公開します。国家権力は、スパイ冤罪事件の真相を闇の中に閉じ込めています。それだけに真相を糾明することは困難ですが、全資料を収集することが必要です。目録として公開しますので、追加資料等ありましたら、事務局までご連絡ください。
「全目録=草稿」はここをクリックしてください。
70年前の1947年2月22日、スパイ冤罪と闘い抜いた宮澤弘幸が27年の生涯を閉じました。安倍政権は、平穏な日常生活を送っている人々の内心の自由にまで踏み込み、無限・無制限の冤罪を生み出す共謀罪を画策しています。これは、治安維持法よりも、宮澤弘幸が陥れられた軍機保護法よりも残酷な国民弾圧「凶暴」法です。 宮澤弘幸を顕彰・追悼し、共謀罪粉砕を誓い合いましょう。2月22日 14:00~15:00です。 新宿・常圓寺にて、事務局員が「真相を広める会」の幟と墓参案内看板を持ってご案内します。
安倍政権が画策している「共謀罪」の危険性を訴え、国会上程を阻止するために、「〝共謀罪〟断固反対!」リーフレットを発行しました。PDFで作成しています。印刷して、宣伝にご活用ください。千代田区労働組合協議会と協力して、共謀罪を阻止するために、大々的に宣伝します。
リーフレットはここをクリックしてください。
寒風吹く1月20日、第193回通常国会が開会しました。安倍政権は、この国会で、「共謀罪」を成立させようと策動しています。共謀罪は2003年に提出されましたが、話し合うこと、即ち思想・言論を取り締まるものとの世論の批判の前に三度、廃案に追い込まれてきました。それを「テロ等組織犯罪準備罪」と名前を変えて提出しようとしているのです。 国民を戦争への道に引きずり込み、さらには憲法改悪を狙う安倍政権が、治安維持法現代版ともいえる共謀罪を手にしたとき、それは共謀どころか凶暴そのものです。 共謀罪を国会に上程させないために、力を合わせて闘いましょう。
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「捏造記者」との攻撃を受けて、名誉回復を求めて訴訟を起こしている元朝日新聞記者・植村隆さん支援のため、東京と札幌で行われた口頭弁論について特集しました。世界と日本で、歴史を逆戻りさせるような事態が続出した2016年が間もなく終わります。来る新年、不屈の決意で闘い続ける沖縄のみなさんとともに、安倍暴走政権打倒への運動の一翼を担っていきたいと思います。
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前号で「12月8日を忘れない!」とアピールしました。会員から「大切なことだ」と賛同のメールが届きました。本号では、墓参報告と12月10日東京、11日札幌で開催されたつどいなどについて特集しました。ご感想・ご意見をお寄せください。
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特高は1941年12月8日、宮澤弘幸を検挙しましたが、それが当日の何時にどこであったかは不明です。この点について本会発足以来、調査分析を進めてきた元幹事の大住広人さんが、論考をまとめ、75年目の12月8日に発表しました。真相を究めるための資料ですので、ホームページに掲載します。
「12.8論考」は、ここをクリックしてください。
75年前の今日12月8日は、軍国主義日本が無謀な戦争に突入した日です。同時に、宮澤弘幸らが、特高に検挙されました。安倍暴走政権によって、再び国民が戦争に引きずり込まれようとしている今日、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の真相をさらに広く知ってもらい、安倍政権打倒の打倒のために力を合わせましょう。
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政府は11月15日、南スーダン派遣の自衛隊員に「駆け付け警護」と「宿営地共同防護」の新任務付与を閣議決定。今日の新聞は、青森空港を出発する自衛隊員を涙で見送る家族の表情を伝えています。胸締め付けられます。 間もなく来る12月8日は75年目。再び国民を戦争に巻き込もうとする安倍政権に対して、宮澤・レーン夫妻らが陥れられた冤罪事件の真相をさらに広く訴えていきたいと考えます。寒くなります。 ご自愛の上、安倍政権打倒への行動に参加していきましょう。
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10月19日、戦争法廃止を要求する国会前行動には6000人が参加しました。安倍政権は、戦争法を発動して南スーダンへ自衛隊員を派遣しようと策動し、今臨時国会では、日本の独立の危機となるTPP批准も強行しようとしています。新潟知事選で発揮した市民と野党との共闘をさらに、さらに発展させていきましょう。
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9月19日は、戦争法が強行可決されて1年目です。この日、東京では国会前に23000人が結集し、全国各地で「戦争法廃止!」の集会・デモが組織されました。「真相を広める会」事務局員も会員と一緒に雨中の国会前集会に参加しました。 来週から臨時国会です。戦争法廃止、憲法改悪阻止、TPP・原発再稼働阻止、沖縄高江・普天間基地建設反対をはじめ、策動を続けている共謀罪を阻止するために、力を合わせて闘いましょう。
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戦争法強行可決から1年。安倍政権は沖縄・高江でのヘリパット工事強行、さらには共謀罪制定から憲法改悪へと策動しています。こうした安倍政権の暴走を阻止するために、引き続き「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相を広め、伝える活動は不可欠だと考えます。諸般の事情から組織的な活動は中断していますが、「真相を広める会」の火を消すことなく、事務局の責任で、引き続き為すべき活動を継続していく方針です。この方針に基づいて、「事務局たより」第1号と、共謀罪について詳しく問題提起している海渡雄一弁護士作成の資料をお届けします。
「事務局たより」第1号は、ここをクリックしてください。
海渡雄一弁護士作成の共謀罪についての資料は、ここをクリックしてください。
2013年1月の「真相を広める会」発足から今年8月までの活動総括と全記録等をまとめた「会報別冊」を発行しました。花伝社版『引き裂かれた青春―戦争と国家秘密』の索引も掲載しました。すでに発行済の「北大に求めた処置と責任」パンフ、「会報」と合わせて、ご活用ください。
「会報別冊」は、ここをクリックしてください。
「北大に求めた処置と責任」は、ここをクリックしてください。
「真相を広める会」は、今後の活動体制について新たな方針を決定しました。
会報号外⑥はここをクリックしてください。
慰安婦報道をした植村隆・元朝日新聞記者への誹謗中傷に対して名誉棄損で訴えた裁判の第6回口頭弁論が開かれました。また同日、植村さんの娘が起こした「ネット中傷訴訟」で、植村さんの娘が勝利しました。
会報号外⑤はここをクリックしてください。
6月19日、沖縄で米軍属に殺された女性を追悼し、米海兵隊の撤退を要求する県民大会が開かれ、6万5000人が結集しました。参加した水久保文明・事務局次長のレポートを「会報号外④」で特集しました。
会報号外④はここをクリックしてください。
6月5日、国会周辺は「安倍内閣退陣」を要求する4万人の怒りの声がとどろきました。「市民が変える 選挙を変える」「政治を変える 市民が変える」の声を結集して参院選で安倍内閣が目指す憲法改悪を阻止しましょう。
会報号外③はここをクリックしてください。
第86回メーデー。東京と札幌の会場で「宮澤・レーン『スパイ冤罪事件』二度と許すまじ!」とアピールするリーフレットを1100枚配布して宣伝しました。さらに東京で開催された「5.3憲法集会」でも、「真相を広める会」の幟を立てて「秘密保護法・戦争法は廃止せよ!」と訴えました。
メーデー、憲法集会特集の会報号外はここをクリックしてください。
安倍暴走政権は戦争法を施行し、いよいよ国民を戦争に引きずり込もうとしています。この暴挙を阻止するために、「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相をさらに宣伝し、秘密保護法から戦争法への一連の弾圧法制を廃止させる一助にしたいと考えます。そのために「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件 二度と許すまじ!」のリーフレットを作成しました。A4判横です。裏表印刷し二つ折りにするとA5判となり、読みやすくなっています。ぜひご活用ください。
「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」宣伝リーフレットはここをクリックしてください。
安倍暴走政権は3月29日、安保法制=戦争法を施行。憲法9条否定の暴挙を一段と進めました。安倍政権は打倒する以外に日本の将来はありません。そのために「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」の真相をさらに広めていきます。その一環として、「会報号外」を発行しました。
「会報号外」はここをクリックしてください。
2月22日は宮澤弘幸70回忌。スパイ冤罪の汚名を着せられたまま憤死した宮澤弘幸追悼の墓参を行い、再び戦争への道に引きずり込もうとする安倍政権打倒の決意を固め合いました。32人が参加しました。その後、北大OB・OG約60人が参加して開かれた「戦争法・秘密保護法廃止をー宮澤・レーン事件を忘れない―宮澤弘幸の命日につどう北大OB・OGのつどい」に参加しました。
墓参写真と資料はここをクリックしてください。
2月22日は宮澤弘幸の命日です。今年は七十回忌となります。そこで当日、新宿・常圓寺で12:00から14:00まで、墓参を行います。ご参加いただける方は、この時間にいらっしゃってください。ご案内いたします。
本号は、12月6日、北大学術交流会館で開催した「特定秘密保護法廃止!安保法制=戦争法廃止! 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の再来を許さない道民の集い」で講演した荻野富士夫・小樽商科大学教授の講演記録、2015年の本会の活動報告、本会の今後の方針を特集しました。
「会報」第14号全文はここをクリックしてください。
本会は北海道大学に対して、「スパイ冤罪事件」によって弾圧された北大生・宮澤弘幸の遺族(ボルダ―在住の妹・秋間美江子さん)に対する謝罪と責任明確化を要求し、弾圧に屈しなかった宮澤弘幸を顕彰し、再来を許さない決意を表明するため、北大構内に「心の会の碑」(仮称)を建立するための敷地提供を求めてきました。しかし北大は、この要求に対して拒否を続けています。この一連の経過を「北大に求めた処置と責任」と題して発行しました。
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74回目の太平洋戦争開戦の日となる2日前の12月6日、北大学術交流会館で「特定秘密保護法廃止! 安保関連法=戦争法廃止! 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の再来を許さない道民の集い」を開催しました。北大OB,現役の学生、市民ら120人が参加しました。詳細は、「会報」第14号でお知らせします。
集いで採択された決議はここをクリックしてください
太平洋戦争開戦日に引き起こされた宮澤・レーン・スパイ冤罪弾圧事件を忘れまいと2013年以来続けている集い。今年は12月6日(日)に開催します。今回は、荻野富士夫・小樽商科大学教授が「戦時下の言論・思想弾圧―宮澤・レーン・スパイ冤罪事件の背景を考える」と題して講演します。安倍暴走政権が強行している特定秘密保護法と戦争法を廃止させるために、多くのみなさんの参加を呼びかけます。
集いの詳細はここをクリックしてください
9月5日、京都府勤労者山岳連盟・京都登山者9条の会主催で、開催された「戦争法案を許すな」講演会で、山野井孝有代表が「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件から考える」と題して講演しました。その内容は「登山時報」11月号に掲載されました。
講演内容はここをクリックしてください
8月30日、全国で展開された大行動。「真相を広める会」は、山野井孝有・代表を先頭に日比谷公園の集会に参加しました。北大OBと新聞OB九条の会のみなさんと合流して交歓して記念写真。北大OBのみなさんが掲げた「真相を広める会」の幟も雨空に元気に立っています。戦争法案阻止、安倍暴走政権打倒へ、熱い9月がスタートです。
写真はここをクリックしてください
8月29日、札幌の北海道大学学術交流会館で「戦争と平和を考える講演会~この美しい地球を何時までも」が開催され、約130人が参加しました。最初に山本玉樹代表が「繰り返すな 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」と題して講演。続いて、画家の保科誠さんが「この美しい地球を何時までも! 戦争と芸術」と題して、休憩をはさんで約3時間、熱く講演しました。(詳細は近く発行する「会報」に掲載します)
北海道大学教員有志が8月、安倍政権が画策している戦争法案(安全保障関連法案)の廃案を求める声明を発表しました。声明では、宮澤・レーン・スパイ冤罪事件について、「私たちは痛みを持って思い起こします」と指摘しています。北海道大学教員が、戦争法案廃案を求めて立ちあがったことに、敬意を表明し、激励します。
北海道大学教員有志HPは、ここをクリックしてください
このニュースを報道した北海道新聞記事は、ここをクリックしてください
広島原爆忌の8月6日正午から衆議院議員会館前で、「秘密保護法廃止!12.6を忘れない6日行動」が開かれ、約70人が参加して、「安倍政権の暴走を止めよう!」と決意を固めあいました。この行動には、「真相を広める会」は、新たに作成した幟旗を掲げて参加しました。
集会ビラと幟旗はここをクリックしてください
北海道大学は、去る6月26日、学生10人に「北海道大学宮澤記念賞」を授与したとのことです。この件に関して、「真相を広める会」は、山口佳三総長宛に、意見を送りました。
「意見」の内容はここをクリックしてください。
「戦争法案」に反対する本会の声明、「心の会の碑」(仮称)建立運動の現状、そして2013年1月に結成して以来の本会活動の成果と課題について総括した結果、そして最近の活動報告を掲載しました。
「会報」第13号全文はここをクリックしてください。
5月9日、川越市・クラッセ川越で開かれた「憲法記念日のつどい」(主催・埼玉弁護士会川越支部、後援・川越市)で、山野井孝有代表が「宮澤・レーン『スパイ冤罪事件』を知っていますか?(特定秘密保護法の問題点を考える)」と題して、講演。市民ら60人が熱心に注目していました。 埼玉弁護士会川越支部は、川越市、入間市、鶴ヶ島市、所沢市、飯能市などに事務所を開設している弁護士125人が所属し、市民からの法律相談等に応じているのをはじめ、秘密保護法廃止、集団的自衛権行使閣議決定反対、盗聴法反対など平和・人権問題等についても積極的に運動を進めています。
「つどい」の写真とレジュメはここをクリックしてください。
北大生・宮澤・レーン「スパイ冤罪事件」の真相を広める会は、北大に対して、別紙の申入れを行いました。北大は建碑敷地提供に依然として応じていませんが、引き続き敷地提供を要請していきます。
こちらをクリックしてご覧ください。
宮澤弘幸68回目の命日に、新宿・常圓寺で開催した2.22のつどいの内容を特集した「会報」第12号を発行しました。
元2人の総長はじめ6人が呼びかけた「心の会の碑」(仮称)建立について、北海道大学にそのための敷地提供を要請しています。しかし北大は、何の理由も示さず拒んでいます。
スパイ冤罪事件を闘い抜いた宮澤弘幸と、その精神を育んだ「心の会」を顕彰することは、真理に倚って立つ自主独立の自修心を掲げる北大の建学の精神を具現化することです。
「真相を広める会」は、呼びかけ人とともに、建碑を目指してさらに、賛同を募り、実現を目指します。
北大への再々申入書の全文は、こちらをクリックしてご覧ください。
元北大総長はじめ6人が「心の会の碑」(仮称)建立のために、多くのみなさんの賛同を求めています。ご協力をお願いします。
軍機保護法による弾圧と闘った宮澤弘幸と、その精神を育んだ「心の会」を顕彰し、再び「宮澤・レーン・スパイ冤罪事件」を引き起こさせないために、北海道大学構内に「心の会の碑」(仮称)を建立する運動が始まっています。
ご賛同いただける方は、ご氏名、ご住所、連絡先を明記した「賛同メール」を こちらから送ってください。
「心の会の碑」(仮称)の詳細は、こちらをクリックしてご覧ください。
宮澤弘幸68回目命日の2月22日、新宿・常圓寺で開かれたこのつどいには95人が参加。憲法9条を否定し、国民を戦争へ駆り立てようと狂奔している安倍政権に対する怒りと闘いを確認し合いました。
清水雅彦・日本体育大学教授は「秘密保護法が与える市民生活の影響―あくまでも廃止を求めて」と題して、国家秘密法制の展開と成立した法案の問題点を詳細に分析した上で、廃止への声を上げ続けようと提起しました。 続いて、NHK制作「〝スパイの妹〟と呼ばれて~73年目の宮澤・レーン事件」DVDを上映しました。
山本玉樹「真相を広める会」代表は、「真理に倚って立つ自主独立の自修心」を育む北海道大学建学の精神を貫いて、スパイ弾圧と闘ったのが宮澤弘幸だったと顕彰しました。
山野井孝有・同代表は、自らの東京大空襲体験をもとに、今こそ戦争体験者は戦争に反対する声を上げ続けようと訴えました。
今年88歳になった宮澤弘幸の妹・秋間美江子さんは、コロラド州ボルダーから「(憲法)九条が今、崩されそうな時代がくるのではないかと、私は悲しくじたばたしています。もう戦争はいや。平和な毎日がおくられるようにこの国を作ってください」とのメッセージを寄せてくれました。
つどいは最後に「安倍政権の暴走を阻止するために全力を上げよう」とのアピールを全員の拍手で採択しました。
詳細は近く発行する「会報」でご覧ください。
「つどいアピール」は、こちらをクリックしてご覧ください。
2015年を迎えました。安倍政権は昨暮総選挙で再び多数を占めましたが、沖縄県民は、それに先立つ沖縄知事選挙で翁長知事を誕生させ、総選挙沖縄小選挙区では自民党を全滅させ、安倍政権の暴走を阻止できる可能性を生みだしました。 「真相を広める会」は、今年も秘密保護法廃止、「戦争への道」阻止のために、かつて実際に引き起こされた軍機保護法による「スパイ冤罪事件」の真相を広め、訴え続けていきたいと決意しています。
その一環として、来る2月22日、宮澤弘幸が眠る新宿・常圓寺で「『戦争への道』許さず、秘密保護法廃止を! 宮澤弘幸追悼・顕彰2.22のつどい」を開催します。ぜひご参加ください。
「つどい」の詳細は、こちらをクリックしてご覧ください。
12月7日、北海道大学学術交流会館で開催した「宮澤・レーン事件、秘密保護法廃止市民集会―安倍暴走政権はこの国をどこへ?」の内容を特集しました。
「真相を広める会」は、11月10日付で山口佳三・北海道大学総長宛に要請書を送付して、「心の会の碑」(仮称)建立協力に関して12月6日までに再回答するよう求めてきましたが、「応じることができません」との10月30日付回答から変わっていないとの連絡を受けました。そこで「真相を広める会」は、12月11日付で、「応じられない理由」の説明交渉を申し入れました。
申入れ書全文はこちらをクリックしてご覧ください。
北海道大学学術交流会館で14:00開会。山本玉樹代表挨拶の後、齋藤耕・弁護士、北海道憲法会議事務局長が「宮澤・レーン事件から考える特定秘密保護法~この国はどこへ向かおうとしているのか」と問題提起しました。
集会の写真、アピールなど詳細はこちらをクリックしてご覧ください。
午後1時50分から日比谷野外音楽堂で開かれ、怒りを新たに1600人が参加。「特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPLE)」学生代表が力強く秘密保護法廃止を訴えました。終わって八重洲鍛冶橋までデモ行進して「秘密保護法施行反対」「憲法9条守れ」のシュプレヒコールで訴えました。
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。
秘密保護法の可決が強行された怒りの12月6日が近付いてきました。「真相を広める会」は、その翌日で、宮澤弘幸が逮捕された12月8日の前日、添付のように北海道大学構内で市民集会を開催します。北海道在住のみなさん、ご都合をつけてご参加ください。
「市民集会」のご案内は、こちらをクリックしてご覧ください。
10月31日、北海道大学から事務局に、10月30日付・山口佳三総長名で「本年9月30日付け文書で申入れのありました『心の会の碑』(仮称)の建立にかかる要請につきましては応じることができませんので、ご了承願います」との文書が届きました。
この件について、「真相を広める会」は、山口佳三・北大総長に対して、「再回答要請書」を送付しました。
「再回答申入書」はこちらをクリックしてご覧ください。
北海道大学が、クラーク博士の「真理に倚って立つ自主独立の自修心」の精神に基づいて、自主的自覚的な判断で協力するよう、引き続き追及していきます。
丹保憲仁・中村睦男両元北大総長はじめ6人のみなさんの「心の会の碑」(仮称)建立アピールに対して、北海道大学OBを始め、350人にのぼるみなさまから、頂いたご賛同者名とご意見を特集した「会報」第10号を発行しました。
戦前、「スパイ」の汚名を着せられても、断固として闘い抜いた宮澤弘幸を顕彰し、その精神を育んだ「心の会」の意義を広くアピールすることは、再び「戦争への道」を強要しようとしている安倍政権の暴走を阻止するための力になると確信します。
昨年、強行可決された「特定秘密保護法」は、ちょうど1年を経た今年12月10日に施行されようとしています。施行されてもなお、「廃止」を目指して、さらに大きな運動を構築していきたいと思います。
10月31日、北海道大学から事務局に、10月30日付・山口佳三総長名で「本年9月30日付け文書で申入れのありました『心の会の碑』(仮称)の建立にかかる要請につきましては応じることができませんので、ご了承願います」との文書が届きました。この件についての対応は、追ってご報告する予定です。
「真相を広める会」は、今回、建碑運動にご賛同いただいたみなさまとともに、実現を目指してさらに運動を発展させていく方針です。
みなさまのさらなるご支援・ご協力をお願い申し上げます。
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